年収の半分近くまで借金があるのは借り過ぎでしょうか?

ついつい手元にお金がなくなるとお金を借りてしまうといった癖があり、知らないうちに借金が増えてきてしまいました。今の年収は400万円くらいなんですが、カードローンとかキャッシングで借りたお金の総額を改めて計算してみると、180万円くらいになっていてちょっと予想外でしたね。

今はお金って3分の1までしか借りることが出来ないと言われていますが、銀行からなら関係なくお金を借りることが出来たのでついつい借りてしまっていたんです。しかし、これだけのお金を返済するのは非常に骨が折れることですよねぇ…。それはともかく、これくらいお金を借りている人というのは結構一般的なものなのでしょうか?みんなお金を借りるといってもちょっとだけで、ここまで借りることはないんでしょうか。自分がちょっとお金を借り過ぎなのかな?と今更ながら思うようになり、ちょっと気になりました。

年収の半分近くまでお金を借りているのは「借りすぎ」と言えます

まあ、「借りすぎ」に入るでしょうね。さすがに年収の半分近くとなりますと貯金も出来ないでしょうし、毎月の返済だけで大変なのでは?と思うのですが…。

どれだけお金を借りているかというのも人それぞれですのでなんとも言いがたいところではあります。しかし、自分の年収以上(住宅ローンを除く)借りていたり、年収の8割程度が借金になってしまった…というような人はそんなに多くはないように思えます。ある程度自分のお小遣いあたりから返済できるような金額を借りている人が多く、若い人ほどその傾向が大きいように思えますね。

しかしそれだけ借金がありますので、きちんと返済を行えていればいいのですが延滞してしまった場合、ぐっと負担が増えてしまうことになりますし、10年程度では完済できないのでは…と人事ながら非常に不安になってしまいます。借金が返せないからといってまたお金を借りるのは悪循環でしかありませんし、そもそもそれだけお金を借りていたらどこもお金を貸してくれないのではないかと推測できます。かといってヤミ金からお金を借りてしまうとさらに大変なことに…。とりあえずこれ以上お金を借りるのは辞めて、返済に専念なさるほうがいいかと思います。

借り過ぎても上手に返す方法はあります

借り過ぎた場合ですが、返済プランを変えるという賢い手段があります。近年では、銀行でもサラリーマン金融でも対応しているような金融業者が増えています。なによりも、返済が滞るというのが金融業者にとっては一番の迷惑となるので、どこの金融業者であっても対応はしっかりしてくれるのです。ちなみに、借り過ぎなどについては返済プランを変えるだけでなく、利息を待ってもらうという対応も可能です。

ですが、利息を待ってもらうのはやめておいたほうがよいです。その理由ですが、そのように利息という業者側の利益を廃するような行為については、「金融事故」として登録がされるようになるからです。非常に借り過ぎてしまい、そのような対応しかできなくなったとします。もし、それで返済を終えたとしても金融業者では次からの借入はできないようにするなどの措置が図られるのです。また、このような対応については債務整理として扱われますので、人によっては弁護士に依頼される人までいます。

そして、先ほどのプランの変更についてですが、間違っても1ヶ月間待ってくれるというものではありません。そのようなことが可能なのであれば、毎月でプランの変更をしていればいいだけですので、基本的には「次回からの引き落としは現在の3万円から2万7,000円になります」というように、現状よりも引き落とし金額が少なくなる程度のメリットしかないのです。つまり、借り過ぎの場合の対処方法をしたからといって全体の支払金額までもが安くなることはないということです。